MacBook Pro (Mid 2010) の HDD 交換

(2010年5月 3日 22:30 の記事)

この春、MacBook Pro がアップデートされたのを機に、Mac ノートを購入することにしました。これまで Mac Mini を使用していましたが、メモリが最大 4GB までしか積めなく、Mac で作業をしつつ、VMware Fusion 3 を使って Windows を使用するとさすがにもっさり感が気になります。MacBook Pro はメモリを 8GB も積めるので、その効果に期待したいと思いました。

購入した構成は以下の通りです。
MacBook Pro 13.3
CPU:2.66GHz Intel Core 2 Duo
Memory:8GB 1066MHz DDR3 SDRM – 2x4GB
HDD:320GB Serial ATA Drive @ 5400

 4月25日早朝、注文
 4月28日出荷(上海)
 4月29日国内到着
 5月1日受取

といった流れでなんとか連休中に入手。開封式もそこそこに、さっそくハードディスクの交換作業に入ります。Apple Store では 500GB までしか増量できませんが、より大容量のハードディスクが欲しかったので、交換作業は初めてですが挑戦してみました。交換すると Apple の 保証が効かなくなる ので、自己責任で行います。
(訂正:HDDの交換自体は、説明書にもやり方が書いてあることなので問題ないです。どんどん交換しちゃってください。もし使用中に何らかの不具合があった場合でも安心して保証が受けられます。ただし、こちらも説明書に書いてありますが、自分で行った作業が原因で発生した故障 に対しては、製品保証が適用されないということなので注意が必要です)

準備編


最低限これだけあれば作業はできます。トルクスドライバーなんか他に使う用途がないのでもったいないですが、これがないと作業できません。数百円なのできちんと用意します (追記:ラジオペンチでも代用できるとの情報あり)。また、外したハードディスクを外付けで利用する場合は「HDDケース」も用意しましょう。



ハードディスクは「シリアルATA」、「2.5インチ」、厚さ「9.5mm」の中から選びます。今回、交換用に用意したハードディスクは Western Digital 社製の WD7500BPVT(750GB@5400rpm)です(図1)。1TB のハードディスクもありましたが、厚さが 12.5mm で MacBook Pro 13インチには入らないので間違えないように注意が必要です(この件についてコメントで12.5mmのHDDにも交換できたとの情報をいただきました。下記参照
(さらに追記。9.5mmの1TBにも交換しました。下記参照

用意するもの
・精密ドライバー(プラス)
・トルクスドライバー(T6)
・交換するハードディスク


図1 Western Digital 社製 WD7500BPVT(750GB@5400rpm)

作業編



手順は本体付属の説明書「Mac のすべて」にも記載があります。図入りでわかりやすいので、こちらも見ながら作業を進めます。

ではさっそく本体を裏返し精密ドライバーでネジを外します(図2)。くれぐれもネジ山をつぶさないように。そんなに力を入れなくても回ります。また ドライバーで本体を傷つけないように注意 が必要です。ネジが小さいのでドライバーがずれると、本体を直撃します(ていうか直撃しました orz)。


図2 Macbook Pro 13インチの裏側

右上3本が長いネジ。残りは小さいネジです。紛失しないように入れ物にでもに入れておきます。小さいネジは一番左上を除き、角度がついて収まっているので、ドライバーを回す時も真っ直ぐではなくネジに合わせ少し角度をつけて回します。この辺も説明書を参考にします。


図3 裏蓋を外したところ

裏蓋を外すとこんな感じです(図3)。右上は精密機器のかたまり、不用意に触れないようにします。ちなみに内蔵ハードディスクは日立(Made in Thailand)、メモリは Hynix(Made in Korea)でした。

続いて内蔵ハードディスクを外します。ハードディスクに触れる前にどこか金属部分に触れて体の静電気を逃がしてやります。写真の赤丸部分にあるハードディスクを抑えている部品を外します。ネジ2つで留めてあるので、精密ドライバーを使います。

次はハードディスクを取り外しますが、ここで 不用意にハードディスクを持ち上げてはいけません 。まだコネクタでつながっている部分があります(図4)。ケーブルが傷まないように慎重にハードディスクを持ち上げたら、両脇を押さえながらコネクタを外します。


図4 HDD を持ち上げる時に注意!

次はいよいよ、この作業のためだけに買ったトルクスドライバーの出番です。外したハードディスク側面に付いてある取り付けネジ(4個)を交換するハードディスクへと付け替えます(図5)。付け替えたら、コネクタを接続し元の場所へハードディスクを収めます。後はこれまでと逆の手順で作業し裏蓋を閉め終了です。慣れれば30分もかからない作業です。


図5 側面の取り付けネジを付け替えます

ハードディスク交換後



ハードディスクの交換作業を終えた後は、OS とアプリケーションのインストール作業に移ります。付属の「Mac OS X Install DVD」と「Application Install DVD」を用意します。電源を入れたら最初は OS のインストールディスクをセットします。OS のインストール画面が出てきますが、インストールの前にハードディスクをフォーマットします。


図6 インストールの前にフォーマット

画面上のユーティリティメニューを出し、ディスクユーティリティを開きます(図6)。パーティションの種類が「GUID パーティションテーブル」(Intel ベースの Mac の場合)になっていることを確認したら、フォーマットの種類「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」を選び、ハードディスクに適当な名前を付け「消去」ボタンを押します。わずか数秒で終わるので拍子抜けしますが、これでフォーマットは終了です。

フォーマットが終了したら、Mac OS X のインストールを開始します。大体30分くらいかかります。インストールが完了し再起動したら、次はアプリケーションのインストールディスクをセットし、インストールを開始させ終了を待ちます。

これで一連のハードディスクの交換、OSとアプリーケーションのインストール作業は終了、新しい Mac が使えるようになりました。作業時間は半日も予定しておけば十分かと思います。今回は新規インストールということで、既存の Mac 環境を移行する場合とは手順が異なりますので注意してください。

1TB の HDD に交換する

13インチのMacBook Pro でも 12.5mm厚の1TB HDD に交換できたとのコメントを頂きました。

当方、未確認ですが検索してみると可能なようです。

【参考記事】
価格.com – 『MacBook13インチのHDDの交換について。』 APPLE MacBook Pro 2700-13 MC724J-A のクチコミ掲示板
 http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000231540/SortID=12826068/

価格.com – 『MacBook Proには装着可能』 WESTERN DIGITAL WD10TPVT (1TB 12.5mm) のクチコミ掲示板
 http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000093986/SortID=11091494/

ただリンク先のコメントにもありましたが、入るには入るが隙間が無くなるので何かしらの悪影響(排熱・耐熱・耐衝撃性)があるかもしれませんので、こればかりは自己責任になると思います。

ところで最新の MacBook Pro 13インチ(Late 2011 上位タイプ)は 750GB の構成もありますので、この記事もあまりお役にたてなくなってきたところですが、「1TB で 9.5mm の HDD」もいくつか発売・発表されています。

私は当分 750GB で事足りますが、もし 1TB に交換した時はまた結果報告をしたいと思います。


2016年11月追記

先日、MacBook Pro 13インチ Mid 2012(整備済製品)を買いまして 500GB から 1TB へ、この記事で使用した Mid 2010 も 750GB から 1TB へと交換しました(交換手順はほぼ同じですがOSを新しくしているため多少異なります。後日記事掲載予定)。
両方とも問題なく動いています。HDD は東芝製を使いましたが「シリアルATA」「2.5インチ」「9.5mm」の製品でしたらお好みで選んでいいと思います。


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